大沼七飯スキー場〜横津岳

　

　横津岳(1166.9m)は、函館の北、大沼をはさんで駒ケ岳と向かい合う山である。北の大沼七飯スキー場、または南の横津岳スキー場を利用すれば、簡単に頂上に立てる、お手軽ツアーの山である。

　大沼七飯スキー場のゴンドラ終点でシールをつけ、出発。南の尾根を登る。しばらく行くと、広い平坦な雪原に出る。視界が悪いと迷いやすいので、慎重に地図と磁石で方向を定める。雪原を横断し、また一登りすると、電波塔に出る。さらに進んで、もう一つの電波塔の建つ横津岳山頂に到着。

　ここからは、南に滑り降りれば横津岳スキー場のゲレンデに出られる。一休みして、シールを外し、来た道を戻る。それほどターンすることもなく、ゴンドラ終点まで戻ってしまう。

　ここからは、ゲレンデを滑降することになる。長い緩斜面の続くスキー場である。初・中級者や、高速テレマークの練習には良いであろう。

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踏査時期：３月上旬

地図：５万・臼尻

標高差：上り220m、下り910m（ゲレンデ含む）

用具：ＸＣへビーツーリングまたはテレマーク、シール。カット付きの板なら、シール無しでも何とか行けるかもしれない。

　大きな声では言えないが、ゴンドラ終点では、係員の目を盗まなくてはならないかもしれない。

　　

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