積丹岳

積丹岳山頂を望む

　小樽・余市から積丹行のバスに乗り、積丹岳登山口で降りる。目の前に、目指す積丹岳のピークが望める。今回のコースは、全て夏道沿いになるので、標識に従って、登山道を行く。カットなしの板なら初めからシールを付ける。

　コースは樹林帯の切り開きで、カット付きの板ならばシールが要らないようななだらかさで続いている。１時間ほどで左手に避難小屋がある。ちょっと休憩。その後も、なだらかな登りが続く。

　標高800m辺りで、樹林がまばらになり、斜度も急になる。ダケカンバの木々が美しい。ここからはシール必要。森林限界を越え、また緩斜面になると、コースは右寄りに方向を変える。

　ここからはひたすら登る。小さなピークを越え、最後の急斜面を登れば、積丹岳(1255.3m)山頂。風がなければ、ゆっくり展望を楽しもう。

　下りは、来た道を戻る。雪が良ければ、深雪のテレマークターンが楽しめる。山頂付近は、ガスが出るとコースを迷いやすいので、注意が必要。

　樹林帯まで下れば、切り開きの一本道を、立ったまま登山口まで一気に滑り降りられる。

踏査時期：４月上旬

地図：５万・古平、余別

標高差：1130m

用具：ＸＣへビーツーリング又はテレマーク、シール必携