渡島駒ケ岳
道南の秀峰駒ケ岳を目指す手軽なツアー。
函館本線（砂原回り）銚子口駅で下車、大沼湖岸から、北側の別荘地内の道（除雪していない）を登って行く。
別荘地を抜けると、潅木帯となる。正面には大きく駒ケ岳の南斜面が広がる。標高差約600m、登るにつれて展望が開け、見下ろす大沼が美しい。先が見え過ぎてなかなか着かない気もするが、２時間ほどで馬の背の稜線にたどり着く。尾根の向こうは火口、現在も噴煙を上げている。左手の山頂直下まで行けるが、山頂は険しい岩峰で、冬期は氷結していて登るのは難しい。無理はしないでおこう。
下りは、駒ケ岳をぐるりと囲んで鉄道が走っているので、適当な駅に向かってどこへ降りてもよい。今回は来たコースを戻ることにする。
別荘地まで、大沼に飛び込むような大斜面。雪が良ければ快適なテレマークを楽しめるが、南斜面なので、雪が悪いと苦労する。別荘地内は道路を真っすぐ滑り降り、湖岸でスキーを脱ぎ、歩いて銚子口駅に向かう。
踏査時期：３月上旬
地図：５万・駒ケ岳
標高差：900m
用具：テレマーク（ＸＣへビーツーリングも可）、シール必携