7/19-20　ゲイ・パーティーに丹後の夜は更けて

船越　信

　年に一度は海水浴に行きたいよね、ここで行かないといつ行けるかわからない、ということで、去年に引き続いて丹後半島へ出掛けました。

　梅雨が明けそうで明けきらない7月19日、連休の渋滞を避け、朝4時過ぎに枚方を出発。スムーズに9時前、碇高原のキャンプ場に着いた。すでに坂根さん達が前日からテントを張っている。昨日は風が強く、海も波が高くて、早々に引き上げたそうだ。今日も結構風がある。

　テントを張り、一休みしてから海へ向かう。坂根さん達は、「丹後あじわいの里」へ、目谷さん達はいつ来るかわからないので、我が家だけで行くことになる。車で10分ほど降りると、平（へい）の海水浴場。すごい人。

　すき間を見つけて、坂根さんに借りたスクリーンテントを張り、楓はもう待ち切れない様子で海へ。もうプールでは泳げるようになったのだが、海ではまだ浮き輪が離せない。菫も浮き輪を引きずって波打ち際に、ところが波に足を取られて転倒、水にもまれてパニックになる。これ以後、決して水に入ろうとせず、ひたすら砂遊びに徹していた。

　楓はこの高めの波が面白くて、波打ち際で波に揺られて遊んでいる。お父さんと一緒に、自分でばた足したり、浮き輪を引いてもらったりして、沖にも何度も出る。もう海が楽しくて楽しくて仕方がない、という様子。

　昼過ぎになると日が陰ってきて、少し冷えてきたので、早めに引き上げる。買い物に寄ると、ちょうど今着いたという目谷さんとばったり。

　キャンプ場に戻って、夕食の支度。今夜の料理は、金に糸目が付かない坂根(平)さんの提供である。そりゃもう、贅沢ってーもんです。はっきり言って、会費を実費で請求された日にゃあ、私ら夜逃げせにゃあならん。テントをたたむだけだから簡単なんですが。しかしそこはそれ、「いよ、太っ腹ー！！」ごちそうさまでした。

　今夜のメインは、やっぱり「ゲイの焼き肉」です。おいしいですねえ。昔、小学校の給食によく出たものとは、ちょっと違う高級品です。あれはあれで、好きでしたが。楓が気に入って、おいしいおいしいとぱくぱく。「そうか、ほんなら今度また買うたるわな」とは言えないのが辛い。

　こうして、丹後の夜は、ゲイ・パーティーで更けていったのであります。私は、酔いが回ると、早朝からの運転と海水浴の疲れが出て、早々に寝入ってしまいました。雨がぱらつきだし、風も強くなったので、子供たち（と坂根平さん）が楽しみにしていた花火は中止になりました。残念。

　翌朝は、小雨。子供たちを連れて、牧場を散歩。豚、羊、山羊、ウサギ、馬、白鳥、アヒル、ガチョウなどがいて、なかなか面白い。テントをたたんで、我が家は温泉に寄って帰ることにする。目谷さんはもう一泊。

　弥栄町にある、「あしぎぬの湯」、ここはお薦めできる温泉である。500円で入れるところとしては、相当豪華なんではなかろうか。温泉を出るころには、降っていた雨も止み、すっかり夏の青空に。これなら目谷さん達も、楽しく泳げることだろう。

　その後、所々渋滞はしたが、夜7時には枚方に帰り着いた。

　

参加者：　大人7名、子供5名

　

[　ＸＣホーム　]　[　活動記録　]