干井良一
クラブに入会して２年目にして行事に担当となりましたので、一月程前にSLの藤田さんと下見にでかけました。そのときは何度か来ているのに、迷路のような童仙坊で道に迷いながらもコースを見つけました。そして今日集合場所の加茂駅に行きました。
集まったのは 中村、藤永、古川、辻野さんと私と藤田さんと少数精鋭の６人でした。２、３日前までの暑さから一転して、じっとしていると肌寒くて汗をかいて走るのにちょうど良い天候でした。
１０時前に藤田さんを先頭に走り出しました。トレーニングで走る他のロードレーサーに目もくれず、足慣らしのペースで緩やかな坂道を進んでいきました。途中のコンビニで食料を仕入れて、和束から今日一番の勾配の坂に入りました。さすがに健脚ぞろいの皆さんです。下見の時より早いペースで、茶畑に沿ったきつめの坂を上りきりました。古川さんの自転車は前のギヤが最小で４０台と重いので少し苦戦しましたがさすがです。
小休止の後少し進むと、右手には大和の山々が一望にできました。そのまま一気の下ってしまうのが惜しいぐらいです。
１２時ごろには昼食予定に集落に入りると酒屋に一目散でした。店の人がなかなか出てこなくて何度も呼んでやっとおばさんがでてきました。ビール、酒と思い思いに買って近くの休憩所に向かいました。
空を覆っていた雲も晴れて、日なたに腰を下ろすと心地よく、食後は酔いも手伝って昼寝したいところでした。
１時間ほど話し込んで出発しました。 最後の坂を上ると、もう後は下りばかりとなる所まで進みました。そこから３kmほど未舗装の道を予定しましたが、中村、藤永、古川、辻野さんは１０kmと遠回りになりますが、舗装道の方へ別れました。私たちのほうが近回りなので、二人並んで話ながら、ゆっくり下っていたら、合流点に差しかかるとほぼ同時に４人がやってきました。待たないといけないなと思っていたところが、思いがけない出会いでびっくりしました。
ここからはずっと下る一方なのでスピードアップして走り、加茂駅を通り過ぎて電車の連絡の良い木津駅まで向かい、思い思いの帰路につきました。
少数精鋭で担当者としては楽だったのですが、もうちょっと人数が集まって欲しかったなと思いました。